2017年6月29日木曜日

折角,訪問していただきましたが,長期間休眠しております。
大変に申し訳ございません。
いずれ再開する積りです

                       加藤

2010年7月20日火曜日

雷によるガソリンタンク炎上(USA)

USA, N.C, GREENSBORO,20106月14日未明AM1:00に雷がColonial Pipelines社のガソリンタンク(タンク容量6800m3、ガソリンは約3200m3入っていた)に落ちてタンクが炎上した。発災タンクに近接して480m3と19,000m3のタンクがあったが冷却放水などにより延焼のおそれがなかったので避難勧告はしなかった。発災タンクは長時間燃えるに任せて周囲のタンクの冷却に努め、発災タンクのガソリン残量が1600m3位なってはじめて泡を投入し消火した。最終的には7時間近く消火作業しAM6:30鎮火した。
メジャーオイルなどが実施した大型タンクの火災事故調査(LAST Fire)によると世界のタンク火災の最大の原因は落雷であると報告されている。
下記URLにたくさんの動画や写真が掲示されているのでガソリンタンク火災の激しさを感じて頂きたい。
 

Video’s:
     



2010年6月16日水曜日

アメリカの海底油田事故

未だに油の流出が続いているBPの海底油田事故は、次第に政治的な問題に発展しつつある。私の知る限りBPはShellと安全基準については共有しているところがあり、安全には最も力を入れているメジャーオイルである。しかし最近になりBPの過去の事故なども議論になり、BPの安全に対する取り組み方に疑問視する向きも増えてきた。この事故によるBPの損失は何兆円にもなるとの記事があり、BPの株価も大幅に下落している。逆説的であるが、まさに”安全はペイする”ということを実証するような事件である。
事故の原因や事故の様子などがみられるビデオがあった。
下記をクリックしてください。
全て英語ですが、事故の様子や吹き出す原油、海上を汚染する流出油の様子などが見られます。

Deepwater Horizon`s Blowout Part 1
Deepwater Horizon`s Blowout Part 2

2010年6月10日木曜日

タンクやプラントの火災・爆発ビデオ

CSB(US Chemical Saty Board)が実に多くのビデオをネット上に提供している。この分野の経験が長い私も驚くほどの数です。安全の教育資料として使うことも念頭に集積されたビデオですが、オイルや化学製品、燃料ガスなど危険物を扱う人には必見のビデオです。

ここをクリックしてください。

リストの中から、ご希望のビデオを選んでクリックするとそのページに飛びます。ビデオのダウンロードが始まって直ぐに止まってしまいますが、ビデオ画面の右側にあるoptionの中から、QuickTime VideoかWindows Videoのいずれかを選ぶ。後者を選ぶとWMVAコーディックが必要と言われるので、私は前者を選んでいます。
それでは楽しんで勉強してください。


2010年6月1日火曜日

5月29日アメリカで大型タンカー車炎上爆発

炎上爆発したトラクタータンカーは約34m3のガソリンを積載していたが、運転中、突然後部から火災が発生し、運転手が停車、避難後、爆発炎上した。運転手に怪我はなく、道路を通行中の5人が軽傷を負った。爆発は午前2時頃起こり、午前5時25分には通行を再開した。
出動した消防隊は、当初少し消火を試みたものの、燃え尽きるに任せると判断し、最後の段階でホットスポットの消火をして午前4:45には完全に消火して完了した。
火災の原因は機械的トラブルによるとの事。

以上が事故の概要であるが、火災現場の写真やレポーターのインタビュービデオなど興味のある方は

http://www.ocala.com/article/20100529/ARTICLES/100529656/1001/News01?Title=G

をご覧ください。

2010年5月28日金曜日

防災関連機器のバイヤーズガイド

世界で最も多く採用されているアメリカのNFPAが、無料で提供している防消火関連のバイヤーズガイド(NFPA Journal Buyers' Guide)がオンラインで使用できます。

NFPA Journal Buyers' Guide ONLINE PRODUCT INFORMATION SERVICE


上記のURLをクリックすると、機器の種類や分野を選択できるページがでるので、チェックボックスにチェックを入れると関連するメーカー名と機器名が出ます。アメリカの有名な防砂機器メーカーはほぼ全てカバーされているので大変に参考になります。
国内防災ーメーカーだけではなく、海外の防災メーカーがどのような商品を出しているか知ることは大変有意義な事だと思います。